結婚当初は、ほぼ現金貯金がありませんでした。
あるのはそれまで加入していた積立型の保険の解約返戻金が300万円ほど。
これではまずいと一大決心をし、家計管理6年目で資産が3000万円を越すことができました!
今回は私が家計のCFOとして「やめたこと」をご紹介いたします。
※CFO = 最高財務責任者
まとめ買い
トイレットペーパーやシャンプー、調味料など、それまでは特売日に買いだめしていました。
だってなくなった時に安売りしていないと損しちゃうし、腐るものじゃないし。
おかげで収納スペースはストック品でごちゃごちゃ。
あと何がどれくらいあるのかも把握できておらず、
いざドレッシングやマヨネーズなどを使おうと思った時には、賞味期限が切れていた・・・なんてことも。
それに、ストックがあると思うと少し多めに使ってしまうのが人間の心理。
無意識にトイレットペーパーを多く使っていたり、洗剤や柔軟剤も正確に測らずちょっと多めに入れてしまったりムダ使いしがちに。
節約を意識しだしてからは、ストックはそれぞれ1つにし、ストックが無くなったら買うを心がけています。
おかげで収納スペースはすっきり。
何がどこにあるか一目瞭然になりましたし、洗剤など「大事に使う」心がけが自然とできるようになりました。
人と自分を比べる
「みんなが持ってるから」「みんながしてるから」
これまでは「自分の軸」がなく、比較対象として必ず「他人」がありました。
でもある時ふっと思ったのです。
人と比べたり、見栄を張ったりするために使うお金は「自分を豊かに」してくれているのだろうか・・・
それからは過度な見栄をやめることで、心もお財布も豊かになっていきました。
家族がみんな笑顔で、美味しいものが食べられて、好きなことができる。
借家でもカーシェアでも、私や家族が幸せならそれでいい。
この考え方で幸福度も上げ、資産も増えました。
安いから買う
価格は周囲の情報で価値が変化してしまう不思議なもの。
- 4000円で売ってるスニーカー
- 元値8000円から5割引きの4000円で売ってるスニーカー
同じ商品・値段設定でも、なぜか後者の方がお得に思えてしまうのです。
これを「アンカリング効果」といいます。
人は「4000円」という数字をただ見ただけでは、それが本当に適正価格なのか、高いのか安いのかがわかりません。
そういうとき人は無意識に「自分が過去に購入したスニーカーは3000円だったから4000円は高いな」と考えてしまいます。
つまり過去の購入価格と今回の価格を比較しているのです。
しかし、最初に8000円という数字を見せてから、半額(4000円)に値下げしたように見せると、8000円がアンカーとなり、半額になった4000円という価格が安く感じてしまいます。
4000円”も”値引きされているから安い。買おう。
人間の行動心理はこうなりがちです。
物は使ってこそ価値があります。
安い!と思って買ったスニーカーも履かなければ何の意味もありません。
安いから買った服、食材など、使わずに捨てたりした経験はありませんか?
安いから買うのではなく、必要だから買う。
半額シールが貼ってあるその商品。
元々半額の価格で販売していても買いますか?
私はこれらの思考で、無駄使いをグッと減らすことができました!
ぜひみなさんも試してみてくださいね。