貯めてる人がやってる貯金方法には共通点があります。
本記事では、貯めてる人がやってる貯金方法について解説していきます。
こんな方におすすめ!
月末には先月の給料が残らない
貯金の仕方がわからない
私ももちろんこの貯め方をして資産を築いています!
お金の貯め方は2種類
お金の貯め方には大きく分けて2種類あります。
- 収入が入ったら使う前に一部を貯金してしまう貯め方
- 使ったあと、残った分を貯める貯め方
1は「先取り貯金」といい、2は「残し貯め」と呼ばれています。
どちらの貯め方が「貯められる貯め方」かというと、正解は「1」の先取り貯金です。
お金はあればあるだけ使ってしまうもの
「パーキンソンの法則」を知っていますか?
イギリスの歴史学者で政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが「パーキンソンの法則:進歩の追求」で提唱した、イギリスの官僚組織の研究から生み出された法則です。
難しいことは置いといて、簡単にご説明すると
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
つまり、お金はあればあるだけ使ってしまうことが研究により判明しているのです。
人間の性質として、「残し貯め」や計画性のない貯金では、必ず貯金は成功しないことが科学的に証明されています。
つまり最初から先取りして貯金することで、使って良いお金の額をわざと低くしてしまうのです。
例えば、月収20万円の方が2万円を先取り貯金することで、人間は残りの18万円でなんとか生活しようとします。
これは税金の徴収にも応用されており、会社員の方は全員「源泉徴収」というのがされています。
国民が収入を使いこんでしまう前に予め先取りしておくのです。
国も「お金はあればあるだけ使ってしまう」という人間の性質を知ってるのですね!
ズボラでも成功できるのが「先取り貯金」
先取り貯金さえできていれば、特に何かしなくてもただ残ったお金の範囲内で暮らすことで、いつの間にかお金は貯まっていくズボラさんでも貯めることができる優れもの。
先取り貯金に慣れていくと、お金はなければないなりになんとかするが習慣になっていきます。
そうすると予算の意識が強くなり、本当に必要なものだけを買う「やりくりの力」が向上していきます。
子どもが生まれたり、大きくなったりすれば普通必然的に出費は増えるものと考えがちですが、私はこの「やりくりの力」を子どもが生まれる前に鍛えることができたので、夫婦2人で暮らしていた頃より、子どもを2人育てている現在の方が出費は少なくなっています!
まずは収入の1割の先取り貯金から
たくさん先取り貯金をすると、途中で苦しくなって、貯金を崩してしまう・・・なんてことも。
これでは全く先取り貯金の意味がありません。
まずは収入の1割は何がなんでも先取り貯金として確保して、残りのお金でどう生活するのか考えるところから始めましょう!
とりあえず3ヵ月残ったお金でやりくりできたら、次は2割、3割・・・と徐々に先取り貯金額を上げていくと失敗が少なく、やりくりの力も自然と身についてくるでしょう。
私は徐々に徐々に先取り貯金比率を上げていって、今や収入の7割くらいの貯金ができています。
でも張り切って始めから「7割先取り貯金しよう!」とはならないでくださいね。
なぜなら私は7年もの歳月をかけて徐々に比率を上げていったからです。
私も収入の1割から始めました。
そしてだんだんやりくりの力がついてきいきました。
上級者は収入が増えても支出は増やさない
お金はあればあるだけ使ってしまうものです。
お給料が増えれば増えた分だけ、収入に見合う良いお家に住んだり、良い車に乗ったり、良い洋服を着たり・・・
これでは、お金は絶対に貯まりません。
毎月一定額の予算で暮らすことができている「やりくりの力」を持っている人は、収入が増えたら増えた分、貯金に回すことができます。
そうすると貯金スピードはグングン加速していき、お金をあればあるだけ使ってしまう人たちとの差をグングン引き離していきます。
こうして貯められる人と貯められない人の差は開いていくのです。
我が家も7年前から、夫婦互いに昇給したり、子どもが生まれたり色々ありましたが、毎月の予算はむしろ下がっています。
つまり、子どもが2人生まれても夫婦2人で暮らしてた頃より、やりくりの力が上がったので少ない予算で生活できているのです。
まとめ
まずは収入の1割の先取り貯金から始めましょう!
そして残ったお金でやりくりするべく、やりくりの力を育てていきましょう。
このやりくりの力は、将来的に必ず大きな力(自分のスキル)になります。
無理をせず、確実に先取り貯金を始めていきましょう!
先取り貯金をすれば、必ず貯めることができますよ。